上半身を使うスポーツや運動は負荷がかかりやすいので、鍛えすぎには注意が必要です。

運動しすぎると成長が止まってしまうという噂は本当?

子供の成長には運動が重要な役割を担っています。
一切運動しないよりも適度な運動をすることが求められ、学校でも体育の需要を用意するなど運動する機会を与えています。

 

運動しすぎると成長が止まってしまう噂がありますが、これも本当です。
過度な運動は成長を妨げる要因になり、特に筋肉をたくさんつける行為や筋肉痛になるまで追い込む運動・トレーニングは成長期の子供にNGです。

 

 

身長の止まる仕組み

筋肉痛になるような激しい運動や大きな筋肉をつける筋トレ、ウエイトトレーニングなどをすると骨端軟骨を損傷してしまいます。
骨端軟骨は成長期の子供において「成長軟骨」とも呼ばれていて、骨の伸びる材料になる部分です。

 

損傷しても年齢によっては最低限の成長をしますし、ごくたまに運動しすぎて筋肉痛になる程度であれば大きな問題にはなりません。

 

しかし、負荷の大きい運動を継続して行っていくと成長するペースが遅くなりますし、成長の止まる時期が早くなってしまいます。

 

運動で疲労した子供

適度な運動をさせることは成長に欠かせない要素ですが、親の意思で子供を追い込むほど鍛えるのはNGで、運動しすぎる子供を抑制してあげるのも親の役割です。
さらに成長が止まりやすい運動の条件として、特定の部分の筋肉を集中して使ってしまうことです。

 

子供に人気のスポーツでサッカーがあります。下半身を中心にしたスポーツなので一見、成長に悪影響を与えるように見えますが、走る行為は身体全体の筋肉を使います。
幼いころからマラソン選手を目指して、ひたすら走らせるなどやりすぎた行為はNGですが、サッカーくらいであれば影響は成長が止まることを懸念するほどではありません。
走ったり、身体全体を使う動きでボールを蹴る動きなら問題ありませんが、下半身専用のウエイトトレーニングは控えるべきです。

 

スポーツでは、上半身を使う割合が高いスポーツの方が成長に悪影響を与えやすいです。
たとえば逆立ちやバク転など腕だけで体重を支えることの多い体操選手の平均身長は低いです。
上半身を使う割合の多い野球は成長が止まることと柔軟性を損ねて怪我することを懸念して、ウエイトトレーニングを導入するのは主に高校生以上になっています。
上半身を使うスポーツや運動は、成長に悪影響を与えるだけの負荷がかかりやすいので、鍛えすぎには注意をしましょう。

 

 

身長の伸びやすいスポーツ

以下のスポーツは子供の頃にやらせると身長が伸びやすいです。

 

  • 水泳
  • バレーボール
  • バスケットボール

 

上記3つの競技は、平均身長が高いです。
バレーとバスケットはジャンプをする競技で水泳は水の浮力の影響を受けます。

 

内容を見ると、一時的なものを含めて重力の影響を受けにくい共通点があるように見えますが、身長の伸びる仕組みは骨端軟骨に適度の刺激を与えられることです。
前述で骨端軟骨の損傷が成長の止まる要因と紹介しましたが、骨端軟骨は適度な刺激を与えると成長ホルモンの分泌が促されて身長が伸びやすくなります。

 

この適度な刺激を与える要素として、ジャンプと泳ぐ運動は適度な負荷になるのです。

 

特にジャンプ系の競技は成長期にやっていると身長が伸びる人の割合が高いです。
他の運動でも骨端軟骨へ適度な刺激が与えればいいのですが、子供は加減ができないものです。

 

体重の軽い子供のジャンプや水泳は自然に理想的な刺激を与える運動なので、背の伸びやすいスポーツとして注目されています。