身長は遺伝だけでなく後天的な生活環境による影響も大きいです。

身長と遺伝は関係するのか

家族

身長と遺伝は関係性がありますが、全てではありません。
親の身長が小さいので子供も小さいのはしょうがないと諦めてしまう人が多いですが、間違っています。

 

身長と遺伝の関係は諸説ありますが、最新の研究データでは遺伝が身長に与える影響は1/4程度残りの3/4は食事、睡眠など後天的な影響とされています。

 

つまり、親の身長が高い方が有利な部分はありますが、背の伸びやすい環境を用意したり、親が規則正しい生活習慣をサポートしてあげれば子供の身長は伸びていきます。

 

日本人の慎重の歴史

分かりやすいデータとして、日本人成人男性の平均身長は戦後の1945年では男性で約160cmだったのに対して2015年では172cm前後まで伸びています。
戦前は栄養ある食事を食べれない環境もありましたが、日本人の平均身長はバブル期の1960年以降も右肩上がりで緩やかに成長しています。

 

考えられる要因のひとつとして、欧米の食文化が拡大したことです。
日本人は欧米人に比べて背が低くて足の短い特徴がありました。
しかし昨今の子供は足の長い子が多くて、体型で見ると欧米人に近づいていっています。

 

栄養的には和食は理想的な内容で肥満の抑制にも繋がりますが、子供が肉料理やファストフードなど高カロリーのものをたくさん食べていると成長において良い影響を与えているのでしょう。

 

身長の伸びる要因は食べ物だけではなく、適度な運動としっかりした睡眠時間を取ることです。
こうした環境や条件が揃えば、親の背が低くても子供は親を超える身長まで大きく成長していってくれます。

 

 

性格的な遺伝も影響

身長よりも性格など脳に関する遺伝の方が影響が大きいです。
東大卒や医者の子供は頭が良い子供が生まれることが多いですし、頭の良さは身長以上に遺伝の影響が大きいです。

 

頭の良さは幼いうちでは大きな差はありません。大きな影響を与える要因として集中力が関係しています。
勉強に集中できる人は、学校の授業を聞いただけでも試験で他の生徒より良い点数を取れます。
わがまま、綺麗好き、負けず嫌い、自分に甘いといった性格は子供によく似るもので、こうした影響が子供の成長にも影響を与えています。

 

著者も子供を育てる親の立場ですが、寝つきの悪いところや、ご飯よりも麺料理の好きなところがよく似ていると思っています。
性格や体質が似ているところを見ると、自分の子供だからしょうがないと思ってしまうものです。

 

しかし、子供の成長は後天的な影響が大きいので、悪いところは直すように誘導するのが親の役割です。
子供の嫌がる方法で、「好き嫌いなく食べろ」、「ゲームばかりしないで外で遊べ」と親の理想論を強引に押し付けるのは逆効果です。

 

嫌いな食べ物を美味しく食べれるように料理を工夫したり、外で遊ぶ楽しさや魅力を上手に伝えてあげることが大切です。
遺伝が身長に与える要素は1/4あり、性格的な要素も加えると親と同じような身長に育ってしまう確率は高いです。
親が低身長で子供には大きく育ってもらいたいと思うのであれば、他の親以上に子育ての工夫をしないといけません。